Claude のスキルについての疑問に、直接答える
リファレンスより前に来る八つの疑問です。スキルではないものは何か、ファイルはどこへ置くのか、なぜ一度も起動しないのか、入れっぱなしの費用はいくらか。各ページは短い答えから始め、そのあとで、なぜそう言えるのかを述べます。
Claude のスキルと MCP サーバーは同じものですか
違います。スキルは、タスクが説明文と一致したときにエージェントが読み込む指示書のフォルダです。MCP サーバーは、プロトコル経由で新しいツールを公開する常駐プロセスです。スキルは手持ちの道具の使い方を変え、MCP は届く範囲そのものを変えます。
Claude のスキルはディスク上のどこに置きますか
スキルは、frontmatter の name と同じ名前を持つディレクトリで、SKILL.md と任意の scripts、references、assets を含みます。そのディレクトリをどこに置くかが適用範囲を決めます。プロジェクトの隣に置けばそのリポジトリだけ、ユーザー設定に置けばすべてのセッションに効きます。
Claude のスキルはどうやって導入しますか
エージェントがスキルを探す場所へディレクトリを置く、それで導入は完了です。パッケージ化の手順も、登録先のレジストリもありません。その後に実際に働くかどうかを決めるのは、コピー操作ではなく frontmatter の description です。
スキルがまったく起動しないのはなぜですか
ほとんどの場合は description です。起動時に読み込まれるのは name と description だけなので、タスクが一致するかどうかの判断材料はその一項目に尽きます。何であるかだけを書き、いつ使うかを書いていない description は、照合の手がかりを何も与えません。
これはスキルとプロジェクト指示のどちらに書くべきですか
プロジェクト指示は、そのプロジェクトのすべてのタスクで読まれます。スキルは、タスクが description と一致したときだけ読まれます。常に成り立つことはプロジェクト指示へ、ある種類の仕事にだけ成り立つことはスキルへ置いてください。
導入したスキルはどれだけの文脈を消費しますか
待機中は 1 個あたりおよそ 100 トークンです。起動時に読み込まれるのは name と description だけだからです。SKILL.md の本文はスキルが起動したときに読み込まれ、5,000 トークン未満に収めることが推奨されています。scripts、references、assets の中身は、タスクが必要としたときだけ読まれます。
Claude のスキルはコードを実行できますか
スキルは scripts/ の下に実行可能なコードを同梱でき、タスクが求めればエージェントがそれを実行します。スキル自体が動き出すことはなく、常駐プロセスもありません。実行するのはエージェントであり、権限はあなたの環境設定に従います。
チームでスキルをどう共有しますか
適用対象のリポジトリに置き、配布はバージョン管理に任せてください。クローンした全員が同じリビジョンの同じスキルを受け取り、変更はほかの変更と同じくレビューを通って届き、ずれていく別のコピーが存在しません。